猛暑でエアコンが手放せない時代へ!熱中症対策と電気代を抑える方法をご紹介

近年、日本だけでなく世界的に気温の上昇が続いており、過去最高クラスの暑さが更新される年も増えています。日本でも猛暑日が珍しくなくなり、熱中症対策としてエアコンは欠かせない存在となっています。

一方で、「エアコンを使いたいけれど電気代が気になる」という方も多いのではないでしょうか。猛暑が続くこれからの時代、熱中症対策と電気代の負担軽減を両立することがますます重要になっています。

この記事では、猛暑によるリスクやエアコンの上手な活用方法、電気代を抑えるための工夫について解説します。



地球温暖化による異常高温をイメージした風景

1.年々厳しくなる猛暑と熱中症リスク

近年、日本だけでなく世界的に気温の上昇が続いており、観測史上最高クラスの暑さが更新される年が増えています。実際に、日本の年間平均気温は2023年・2024年・2025年と記録的な高温が続いており、観測史上最も暑い年の上位は近年に集中しています。(注①)

また、2025年の夏(6〜8月)の平均気温は平年を2.36℃上回り、1898年の統計開始以来で最も暑い夏となりました。全国153地点のうち132地点で夏の平均気温の最高記録を更新しており、猛暑が全国的な課題となっています。(注②)

気温上昇に伴い、熱中症による救急搬送者数も増加しています。2025年には全国で10万人を超える人が熱中症により救急搬送され、その半数以上が65歳以上の高齢者でした。(注③)

このような状況から、エアコンの適切な利用や熱中症対策はもちろん、夏場の電気代負担への備えもこれまで以上に重要になっています。

日本の夏平均気温偏差の経年変化グラフ
全国熱中症による救急搬送状況

2.エアコンはつけっぱなしでも大丈夫?気になる電気代の目安

猛暑が続く夏場、「熱中症を防ぐためにエアコンを使いたいけれど、電気代が気になる」という方も多いのではないでしょうか。近年では、環境省や厚生労働省も熱中症予防のために適切なエアコンの使用を呼びかけており、特に高齢者や小さなお子さまがいる家庭では、暑さを我慢しないことが重要とされています。

また、「エアコンはこまめに消した方が安い」と思われがちですが、短時間の外出であれば、つけっぱなしにした方が電力消費を抑えられる場合もあります。エアコンは運転開始直後に最も多くの電力を消費するため、頻繁にオン・オフを繰り返すとかえって電気代が高くなることがあります。

では、実際にエアコンを使用するとどの程度の電気代がかかるのでしょうか。

一般的な家庭用エアコン(消費電力500~800W程度)の場合、電気料金単価を31円/kWhとすると、1時間あたりの電気代は約15~25円程度が目安となります。

エアコンの使用時間と電気代の目安

8時間:約120~200円
24時間:約360~600円
1か月(24時間運転):約10,000~18,000円

※機種や設定温度、住宅性能、地域の気温などにより異なります。

もちろん、実際には常に最大出力で運転するわけではないため、上記はあくまで目安です。しかし、猛暑日が続く近年では、エアコンの使用を我慢することによる熱中症リスクの方が大きな問題となっています。そのため、「エアコンを使わない」ではなく、「快適さを維持しながら電気代を抑える」ことが重要です。


エアコン使用による電気代負担をイメージした風景

3.今日からできる電気代を抑える方法

猛暑が続く中、熱中症対策のためにエアコンの使用を控えることはおすすめできません。しかし、使い方を少し工夫することで、快適さを維持しながら電気代を抑えることは可能です。

❶ エアコンのフィルターを定期的に掃除する
フィルターにホコリが溜まると空気の流れが悪くなり、冷房効率が低下します。環境省によると、フィルターを清掃することで消費電力の削減が期待できます。2週間〜1か月に1回を目安に掃除を行いましょう。

❷ サーキュレーターや扇風機を併用する
冷たい空気は下に溜まりやすいため、サーキュレーターや扇風機で室内の空気を循環させることで、効率よく部屋を冷やすことができます。設定温度を高めにしても快適に過ごしやすくなります。

❸ 直射日光を遮る
夏場は窓からの熱が室温上昇の大きな原因となります。カーテンやブラインドを活用し、必要に応じて遮熱カーテンやすだれを利用することで冷房効率の向上が期待できます。

❹ 冷蔵庫の使い方を見直す
夏場は冷蔵庫の負担も大きくなります。扉の開閉回数を減らし、食品を詰め込みすぎないようにすることで、余分な電力消費を抑えることができます。

❺ 電力会社や料金プランを見直す
電力自由化により、現在はさまざまな料金プランを選択できるようになりました。ライフスタイルに合ったプランへ変更することで、電気代を削減できる場合があります。

❻ 太陽光発電の導入を検討する
節電だけでは電気代削減に限界があります。特に日中のエアコン使用量が多い家庭では、自宅で発電した電気を利用できる太陽光発電システムが注目されています。近年は電気料金の上昇も続いており、長期的な電気代対策として導入を検討する家庭も増えています。


電気代の補助金制度について
電気代の高騰を受けて、日本政府や自治体では家庭や事業者を対象とした「電気代の補助金制度」や「電気・ガス価格激変緩和対策」などの支援策を実施しています。内容や対象は時期によって変わるため、最新の制度や適用条件を必ず公式サイトで確認してください。
👉 電気・ガス料金負担軽減支援事業(経済産業省資源エネルギー庁)



4.停電や災害に備えるための対策

近年は猛暑による電力需要の増加に加え、台風や豪雨などの自然災害も頻発しています。災害発生時には停電が起こる可能性があり、真夏の停電は日常生活だけでなく健康面にも大きな影響を与えることがあります。

特に停電が発生すると、エアコンや扇風機が使用できなくなり、室内の温度が急激に上昇する恐れがあります。また、冷蔵庫が停止することで食品の保存が難しくなったり、スマートフォンの充電ができなくなったりするなど、さまざまな不便が生じます。

そのため、日頃から停電に備えておくことが重要です。

❶ モバイルバッテリーを準備する
停電時でもスマートフォンが使えるよう、十分な容量のモバイルバッテリーを備えておくと安心です。家族分を考慮して複数用意しておくのもよいでしょう。

❷ LEDライトや懐中電灯を準備する
夜間の停電に備え、乾電池式や充電式の照明器具を準備しておきましょう。災害時の安全確保にも役立ちます。

❸ 飲料水や非常食を備蓄する
停電が長引く場合に備え、水や保存食を一定量備蓄しておくことが推奨されています。特に夏場は脱水症状を防ぐためにも十分な飲料水の確保が大切です。

❹ 非常用電源について考えておく
スマートフォンや照明だけでなく、エアコンや冷蔵庫などの家電を使用したい場合は、非常用電源の確保も重要になります。近年はポータブル電源や蓄電池などさまざまな選択肢がありますが、使用できる時間や容量には違いがあります。

特に猛暑が続く夏場は、「停電しても最低限の電力を確保できるか」が安心して暮らすための大きなポイントとなります。


猛暑による電気代対策として導入される太陽光発電システム

5.太陽光発電・蓄電池で実現する安心と節約

猛暑による電気代の上昇や、災害時の停電リスクが高まる中、近年注目されているのが「太陽光発電」と「蓄電池」の組み合わせです。

太陽光発電は、太陽の光を利用して自宅で電気をつくるシステムです。日中に発電した電気を家庭内で使用することで、電力会社から購入する電気の量を減らすことができ、電気代の削減につながります。さらに蓄電池を組み合わせることで、昼間に発電した電気を蓄え、夜間や天候の悪い時間帯にも活用できるようになります。

太陽光発電・蓄電池の主なメリット

・ 電気代の削減につながる
・ 停電時にも電気を使える安心感がある
・ 環境にやさしい再生可能エネルギーを活用できる

特に、シャープの太陽光発電システムは60年以上にわたる研究・開発実績があり、国内の住宅用太陽光発電システムでは累計約87万軒の設置実績があります。発電状況やエラー情報をスマートフォンで確認できる機能を備えているため、外出先からでも運転状況を把握することが可能です。また、24時間365日修理の申し込みができるサポート体制も整っており、長期間安心して利用することができます。

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