柔道整復療養費の改定について

1.改定率  0.32%

平成30年度における柔道整復療養費の改定率については、診療報酬のうち医科の改定率等を踏まえ、政府において決定したもの。
(参考)今回の診療報酬改定における医科の改定率 0.63%

2.基本的な考え方

療養費の料金改定については、これまでの適正化の流れを踏まえつつ、適正な請求を行う施術者が正当に評価されるよう改定を行う。

3.改定の内容

○再検料の引き上げ
○骨折・不全骨折・脱臼に係る柔道整復運動後療料の新設
○金属副子等加算の包括化
○金属副子等加算の2回目、3回目の新設(取り替えが必要なもの)

【改定案】

  現行 改定後
再検料 320円 400円
柔道整復運動後療料
(骨折・不全骨折・脱臼)
310円
金属副子等加算(大型) 1,030円 金属副子等加算全て
950円
金属副子等加算(中型) 910円
金属副子等加算(小型) 680円

○運動整復運動後療料について

・運動機能の回復を目的とした各種運動により、1回20分程度、柔道整復の一環としての運動による後療を実施した場合に算定
・1週間に1回程度、1カ月(歴月)に5回程度を限度とし、後療料の加算として算定

4.施行期日

平成30年6月1日